ブドウ園で楽しく交流 移住者が意見交換 那須塩原

ブドウを試食しながら交流する参加者

 【那須塩原】市外からの移住者同士の交流の機会をつくろうと、市移住促進センターはこのほど板室のブドウ園で移住者交流会を開いた。

 2020年3月以来の開催で、都内や広島県などから移住した家族連れや個人計14人が参加した。会場は、15年に都内から移住した石井晶(いしいあきら)さん(38)が営む「石井ぶどう」。参加者は巨峰やシャインマスカットなどの収穫や試食、同園産のシャルドネやピノノワールなどを使用したワインの試飲をしながら、市内と地元の生活環境の違いや、移住のメリットなどについて意見交換した。

 東京都豊島区から昨年2月に家族で西三島2丁目に移住した会社員松田丈司(まつだたけし)さん(37)は「市内で家を建てる際の土地探しなどについて話した。市は自然が豊かで、子どもを思う存分遊ばせられる環境が多いのも魅力だと思う」と話した。

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