手話知って 勝央で初の「まつり」 住民やダンスチーム 曲合わせ表現

手話を織り交ぜたダンスを披露する子どもたちと地域の出演者

 手話を知ってもらうきっかけづくりにと初の「手話まつり」(NPO法人勝央町健康スポーツクラブ主催)が23日、岡山県勝央町勝間田の町公民館で開かれた。

 町内外からの来場者と、出演する子ども、地域住民ら計約150人が参加した。町内のグループ・キララはソロユニット・Superflyの「愛をこめて花束を」など3曲に載せて練習を重ねてきた手話ソングを披露し、大きな拍手が寄せられた。

 町を拠点に活動するダンスチーム・チャーミングハートと地域住民は韓国の男性音楽グループの楽曲に合わせ、「うれしい」「ダンス」「平和」を表現する手話を織り交ぜたパフォーマンスを発表。聴覚障害者らによる沖縄手話唄、一般社団法人・手話エンターテインメント発信団oioi(大阪市)のステージも盛り上がった。

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