寺田総務大臣の地元後援会 亡くなっていた人物を会計責任者として収支報告書に記載

寺田稔総務大臣の地元後援会が、すでに亡くなっていた人物を収支報告書に会計責任者として記載し、署名、押印していたことがわかりました。

寺田総務大臣

「この収支報告自体、私、実はきのう初めて見たものでございまして。今調べ中でございます。現時点でまだその事務処理者は確認できておりません。」

政治団体「寺田稔竹原後援会」の2019年と2020年分の政治資金収支報告書に、会計責任者として署名、押印している人物は、作成日より前の2019年10月に亡くなっていたということです。

寺田大臣は「ミスが生じたことはお詫びしないといけない。」と述べました。

また、寺田大臣の政治団体が事務所ビルを所有する大臣の妻に対し、2020年までの3年間「賃料」として年120万円ずつ支払ったと収支報告書にうその記載し、実際の支出を隠したとして、大学教授が寺田大臣やその妻らを刑事告発しました。

この件についてこれまで寺田大臣は「政治資金規正法にのっとって適正に処理をしている」と説明しています。

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