錦秋の奥越に3年ぶりにぎわい…九頭竜紅葉まつり開幕 福井県大野市、家族連れら旬の味覚に舌鼓

紅葉と奥越の秋の味覚を楽しむ家族連れらでにぎわう「九頭竜紅葉まつり」=10月29日、福井県大野市角野の九頭竜国民休養地

 第43回九頭竜紅葉まつり(福井県大野市、九頭竜まつり実行委員会主催、市観光協会、福井新聞社共催)が10月29日、大野市角野の九頭竜国民休養地で始まった。新型コロナウイルス禍により3年ぶりの開催。晴天の下、県内外から大勢の家族連れらが訪れ、奥越の秋の味覚と自然を満喫した。30日まで。

 モミジやケヤキといった木々の葉が黄や赤に色づく中、会場には大野市特産の上庄さといも、おろしそば、アユの塩焼きなどを提供する店がずらり。来場者はぜいたくな秋の味覚を前に迷いながら品定めし、舌鼓を打っていた。

 30日は午前9時~午後4時。JR越美北線では臨時列車も運行され、JR九頭竜湖駅と会場が無料シャトルバスで結ばれる。

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