茂木町の道の駅もてぎで29日夕、「道の駅花火大会」が開かれ、過去最高の約千人の来場者が至近距離で花火の迫力を堪能した。
打ち上げ時間は約15分と短いが、同道の駅東隣の十石河川公園から打ち上げるため、最前部では打ち上げ地点から40メートルほどの距離から光の競演を楽しめるのが売りになっている。
今年は昨年までより大きい4号玉も含め、時折上がる巨大な炎も音楽と調和して、例年以上に華やかな打ち上げとなった。ほぼ頭上で開く花火に会場から何度もどよめきが上がった。
孫3人を連れてきた宇都宮市、古瀬圭伸(ふるせよしのぶ)さん(63)、ひろみさん(58)夫妻は「すぐ近くで上がるので迫力がある」「毎年見に来ているが、感無量」と大満足の様子だった。
同道の駅の河又正光(かわまたまさみつ)支配人は「全国旅行支援もあってか人出は想定を上回った」と話した。