長崎県立大学長に浅田氏 官僚から校長転身で話題

 長崎県立大(本部・佐世保市)の次期学長に、文部科学省のキャリア官僚から中学校校長に転身した経歴を持つ国立教育政策研究所前所長、浅田和伸氏(60)が就任することが31日、分かった。同大の学長選考会議で決定した。任期は来年4月1日から4年間。木村務学長は任期満了で退任する。近く同大が発表する。
 浅田氏は香川県出身、東大文学部卒。1985年に文部省(当時)入省。文科省大臣官房審議官、総合教育政策局長などを歴任した。2009年4月から3年間、東京都品川区立大崎中の校長を務め注目された。今年8月に同省を退職した。


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