21歳の女子GK、態度問題で英代表から追放…クラブでも自宅待機命令

日本代表が7大会連続で出場するワールドカップがいよいよ今月開幕を迎える。

一方、女子代表でのなでしこジャパンは今月にイングランドとスペインとの親善試合を行う。

そのイングランド女子代表は今夏のUEFA欧州女子選手権で優勝した欧州王者。ただ、『Guardian』によれば、優勝メンバーの一員だった選手が態度問題で代表から追放されたそう。

それは控えGKとしてEUROに参戦していた、21歳のハンナ・ハンプトン。

彼女は東京五輪落選で号泣したことが話題になったほか、生まれつき斜視で複数回の手術を乗り越えてサッカー選手になった人物でもある。

ハンプトンはEURO以降、代表に招集されていないが、その理由は代表や所属クラブでの振る舞いと態度とされており、サリーナ・ウィーグマン代表監督が彼女を呼び戻すつもりはないとも。

そのウィーグマン監督は9月の代表戦で彼女を除外した際、「解決したほうがいい個人的問題を抱えており、いまはクラブに残るほうがいい」と説明していた。

ただ、ハンプトンは所属チームであるアストン・ヴィラでも9月末以降プレーしていない。

ヴィラのカーラ・ワード監督は「ハンナは起用できた。ただ、昨日あることが起きて、彼女を家に残したほうがいチームのためになると判断した」と述べたが、自宅待機を命じられたハンプトンはスタンドから試合を見守っていたという。

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まだ21歳と若いが、代表でのキャリアは危機に瀕しているようだ。

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