赤木立民幹事長 離党へ 次期県議選は無所属で

 立憲民主党長崎県連で幹事長を務める赤木幸仁県議(37)が、「一身上の理由」で離党の意向を固めたことが1日までに分かった。既に離党届を提出しており、県連は6日に常任幹事会を開き、取り扱いを協議する。来春の県議選は無所属で立候補する予定。
 赤木氏は、2015年の県議選に旧民主党から初挑戦。19年の前回は旧立憲民主党公認で挑み、初当選した。20年に旧立民と旧国民民主などが合流した新党「立憲民主党」に参加し、県連幹事長を務めていた。赤木氏は、長崎新聞の取材に「長崎のことを憂い、政治家になった。長崎に新しい可能性をつくるため、もっと突っ込んでやっていく前向きな決断」と答えた。
 来春の県議選では、連合長崎が既に赤木氏の推薦を決定しているが、いったん保留にするという。県議会の会派は、連合長崎推薦議員でつくる「改革21」に引き続き所属する。


© 株式会社長崎新聞社