長崎県高校駅伝 男子は瓊浦が7年ぶりV 女子は諫早が4連覇

第74回県高校駅伝大会は2日、雲仙・小浜マラソンコースで行われ、男子は瓊浦が2時間11分17秒で7年ぶり5度目、女子は諫早が1時間10分27秒で4年連続28度目の優勝を飾った。ゴールテープを切る瓊浦の東(左)と諫早の田中=雲仙市小浜町

 第74回県高校駅伝大会は2日、雲仙・小浜マラソンコース(男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロ)に男子34、女子22校が出場して行われ、男子は瓊浦が2時間11分17秒で7年ぶり5度目、女子は諫早が1時間10分27秒で4年連続28度目の優勝を飾った。
 男子の瓊浦は1区の2位発進から、3区志田の区間賞で逆転。そのまま逃げ切った。昨年優勝の松浦は6区濵口で2位まで浮上したが、53秒届かなかった。3位鎮西学院は4人が区間賞を獲得。1区後田築が首位スタートを切った創成館が4位に入った。
 女子を制した諫早は1区藤丸で独走態勢を築き、その後も全員が区間1位でつないだ。2位長崎女は1区吉岡が後続と1分6秒差をつけた。昨年4位の鎮西学院が終盤に追い上げて3位に滑り込んだ。長崎商が4位に続いた。
 男女とも優勝校は全国高校駅伝(12月25日・京都市)の出場権を獲得。上位3校は九州大会(11月19日・鹿児島県指宿市)の切符を得た。


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