広島らしさ人気 お歳暮の販売開始 デパートで商戦

広島ならではの商品が人気を集めているようです。広島市のデパートでお歳暮ギフトの販売が始まりました。

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福屋八丁堀本店です。3日から年末に向けてお歳暮ギフトおよそ2000点の販売コーナーが設けられました。

貴船桃佳 記者
「お歳暮といえば、お肉やビールが思い浮かびますが、ことしはこんな選び方も楽しめそうです」

登場したのは、「お歳暮広島ギフト宝地図」と名づけられた広島県の地図です。

各地の特産品を紹介していて、来年のG7サミットで地元のどんなものが使われるのかを考えながら、お歳暮を選んでもらう企画です。

こちらは、宮島など県内で生産された天然はちみつの詰め合わせです。それぞれ違った甘さやコクを楽しめるということです。

ことし、新たに登場したのは、芸北高原豚のハンバーグやコロッケなどをセットにした商品です。甘みの強い芸北高原豚を電子レンジで簡単に調理できるそうです。

福屋 営業本部 中村真緒 主任
「(G7広島サミットで)いったい、県内の何が使われるのか気にされていると思うので、贈り物選びの中でもこういう地域にこういうものがあったよねと見つけて楽しみながらお買い物をしていただければ」

店頭にはカープにちなんだワインやアイスクリーム、広島ならではの殻付きカキや広島菜の漬け物なども並び、朝から多くの人が予約に訪れていました。

お歳暮を予約した人
「病院の先生に自宅と先生に」

福屋によりますと、帰省や旅行を控える動きが広がったこともあり、コロナ禍では県内各地の特色あるグルメが人気だといいます。

去年、広島に関する商品の売り上げはコロナ前と比べて2割増えたということです。

福屋八丁堀本店のお歳暮ギフトセンターは来月25日まで開設予定で、オンラインストアでの予約も受け付けています。

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