夜の恐竜博物館を探検! MaaSアプリ活用 長崎市ナイトタイムエコノミー推進事業

幻想的な雰囲気が楽しめる夜の長崎市恐竜博物館=長崎市野母町

 夜の長崎市恐竜博物館を楽しめる「Nomozaki Night Festival 2022」が4日始まった。観光型MaaSアプリ「STLOCAL(ストローカル)」から予約が必要。6日まで。
 本年度から夜間観光を重点施策とする市ナイトタイムエコノミー推進事業の一環。ストローカルを運営する地図大手のゼンリン(北九州市)が主催した。
 通常、午後5時に閉館するが、今回は特別に午後7時から同9時半まで開館。屋外が暗いため、恐竜の全身骨格レプリカや壁画が窓に映し出されて迫力がアップ。市内在住の50代夫婦は「初めて来たけど、夜の博物館は影があって幻想的。定期的に開いてほしい」と話した。
 市中心部と野母崎地区を結ぶ日帰りバスツアーも4日実施。参加者は夫婦岩の間に沈む夕日や軍艦島を眺め、近くの宿泊施設「オーシャンリゾートNomon長崎」で夕食を味わった。最先端技術で立体的な恐竜の映像を見る体験もあった。バスツアーの予約は既に締め切っている。


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