知的障害があるアスリートの祭典 スペシャルオリンピックスに歓声響く

知的障害がある人たちのスポーツの全国大会「スペシャルオリンピックス」の広島大会は6日が最終日。選手たちのパフォーマンスに歓声が響きました。

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広島市の広域公園陸上競技場では、100メートル走や走り幅跳びなどが行われました。

午前中、高円宮妃久子殿下が来場され、大会会長を務める有森裕子さんとご一緒に観戦されました。

この大会は、日頃、人と接する機会が少なくなりがちな知的障害のある人たちに交流の場を作り、絆を深め合おうと開かれたものです。

夏季大会の全国大会は4年に1度開かれ、広島での開催は初めてです。

競技は、県内8つの会場できのうと今日の2日間行われ、全国から集ったおよそ850人がサッカーやテニスなど12の競技に挑みました。

選手たちは笑顔でパフォーマンスを見せ、観客席からは「がんばれ」「いいよ」といった、歓声が飛び交うなど、盛り上がりを見せました。

冬季大会は来年、長野県で開かれる予定です。

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