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長崎県雲仙市瑞穂町の奥深い森にあり、巨木と岩壁に囲まれたパワースポットとして知られる岩戸神社で5日、「岩戸こもれびコンサート」があり、長崎市のギタリスト山口修さんらがクラシック曲などの音色を響かせた。
厳かな空間で演奏を楽しんでもらおうと、神社総代などでつくる実行委が昨年から開き、2回目。山口さんと妻でソプラノ歌手の山口純子さん、フルート奏者の永田明さんが共演した。
3人は、木漏れ日が差し込む神楽殿で「アヴェ・マリア」「もののけ姫」「島原の子守歌」など計15曲を演奏。音色は神楽殿を囲む岩壁に反響し、約200人の聴衆を魅了した。
山口修さんは「自然と神秘性が溶け合うコンサートホールのような場所。新型コロナで弱った感性が目覚めるような感覚があった」と話した。