大竹市の化学製品製造工場で起きた火災は、発生から20時間以上たった8日朝鎮火しました。
消防によりますと、7日正午前、大竹市の化学製品メーカー・ダイセルの工場内にあるボイラーで、溶接作業中の火花が石炭に燃え移り火災が起きました。
消防車6台が出動し泡を使うなどして消火活動にあたり、発生から20時間以上たった8日午前8時50分に消し止められました。
けが人や逃げ遅れた人はいませんでした。
会社によりますと、火災が起きたボイラーは工場で使う電気を発電していて、現在は年1回の定期修理中でした。
石炭はボイラー内にほとんど残されていませんでしたが、ボイラーまで輸送する設備に残っていたものに引火したのではないかということです。