秋なのに…ヒマワリがコスモスと揃って見頃 福井県小浜市で人気スポットに

コスモスとヒマワリが同時に見頃を迎えた畑=11月7日、福井県小浜市遠敷

 福井県小浜市遠敷の県道沿いの畑の一角で、コスモスとヒマワリがそろって見頃を迎えている。ピンク色と黄色の鮮やかな共演が、通りかかる人たちの目を楽しませている。

⇒やせ細った親が少ない餌探し…ツバメが雪国で季節外れの子育て中

 百里水郷農園(同市遠敷)が所有するタマネギ畑の一部で、収穫後の8月末ごろに同時に種まきした。同社の井上善幸さん(49)が中心となり「畑を使わない期間に珍しいものを見せたい」と8年ほど前から始め、ここ数年はどちらも順調に育つようになったという。

 “花畑”は約2千平方メートル。コスモスを隠さないよう、ヒマワリは背の低い品種を選んでいる。近くで見てもらえるよう立ち入り可能としており、カメラを手に畑を訪れる人も。市内の20代の夫妻は0歳の娘と訪れ「どっちもしっかり咲いていて道路から見ても目立つ。本当にきれい」と写真に収めていた。

 見頃は今週末ごろまで続く見込み。井上さんは「面白い光景なので楽しんでもらえたら」と話している。

© 株式会社福井新聞社