2度目の署長感謝状 松田さん、髙橋さん ニセ電話詐欺被害防ぐ 浦上署

ニセ電話詐欺被害を防いだ(左から)松田さんと髙橋さん=浦上署

 浦上署は7日、ニセ電話詐欺被害を未然に防いだとして、セブン-イレブン長崎道ノ尾店(長崎市葉山1丁目)のオーナー、松田誠さん(62)と従業員、髙橋卓也さん(35)に署長感謝状を贈った。
 同署などによると10月8日、70代男性が5万円分の電子マネーカードを求めて来店。髙橋さんが使用目的を尋ねると、男性が「パソコン修理のためカード購入を指示された」と答えたため、同詐欺を疑い、松田さんに報告。2人は男性に詐欺の可能性があると説明し、110番通報した。
 2人が特殊詐欺被害防止で感謝状を贈られたのは昨年9月に続き2回目。松田さんは「被害者を一人でも減らすことができるよう気がけたい」、髙橋さんは「被害を防げるよう、お客さんに声をかけていきたい」と話した。


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