日本時間11月11日、フリーエージェント（ＦＡ）選手と他球団の交渉が解禁され、14選手が元所属球団からのクオリファイング・オファーを受けた。このクオリファイング・オファーを受諾した選手は年俸1965万ドルでの１年契約で残留が決定する。ただし、クオリファイング・オファーが受諾されるケースは珍しく、制度が導入された2012年以降、受諾したのは110人中11人だけである。クオリファイング・オファーを拒否した選手が他球団と契約した場合、翌年のドラフトにおける指名権の補償や喪失が発生することになる。
クオリファイング・オファーを受けたのは以下の14選手。
ダンズビー・スワンソン（ブレーブス）
ウィルソン・コントレラス（カブス）
タイラー・アンダーソン（ドジャース）
トレイ・ターナー（ドジャース）
ジョク・ピーダーソン（ジャイアンツ）
カルロス・ロドン（ジャイアンツ）
クリス・バシット（メッツ）
ジェイコブ・デグロム（メッツ）
ブランドン・ニモ（メッツ）
マーティン・ペレス（レンジャーズ）
ザンダー・ボガーツ（レッドソックス）
ネイサン・イオバルディ（レッドソックス）
アーロン・ジャッジ（ヤンキース）
アンソニー・リゾ（ヤンキース）
メジャーリーグ公式サイトは、クオリファイング・オファーを受けなかった主な選手としてクレイトン・カーショウ（ドジャース）、タイワン・ウォーカー（メッツ）、Ｊ・Ｄ・マルティネス（レッドソックス）、ジェイムソン・タイオン（ヤンキース）らの名前を挙げている。
また、シーズン途中に移籍した選手にはクオリファイング・オファーを提示できないルールのため、ジョシュ・ベル（パドレス）、アンドリュー・ベニンテンディ（ヤンキース）、ホセ・キンタナ（カージナルス）らはクオリファイング・オファーを受けていない。
さらに、過去にクオリファイング・オファーを受けたことのある選手も対象外であり、これにはホセ・アブレイユ（ホワイトソックス）、カルロス・コレア（ツインズ）、ジャスティン・バーランダー（アストロズ）らが該当する。
