新たなファン獲得を目指し、各市町が地域色豊かな品々でアピールした。
「鹿沼こんにゃく、いかがですか」。国体・障害者スポーツ大会(障スポ)で4競技が行われた鹿沼市のTKCいちごアリーナ。連日、ボランティアが特産のコンニャクなどを来場者に無料配布した。「総じて評判は良かった。鹿沼を好きになってもらいたい」。市の担当者は期待を込めた。
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両大会の期間中に本県を訪れた選手や関係者は3万人以上(県推定)。競技を開催する市町や県はPRの絶好機と捉え、さまざまな取り組みに力を注いだ。日光市の会場では、観光・特産品を紹介するQRコード付きカードを地元銘菓の包装に1枚1枚張り付けて配り、工夫を凝らした。