特売衣料品の山 手伸ばし品定め 児島で「せんいさい」開幕

お目当ての衣料品を品定めする来場者=児島ボートレース場

 倉敷市児島地区特産の繊維製品を特売する「2022秋 児島フェス #せんいさい」(同市、児島商工会議所、山陽新聞社などでつくるせんい児島瀬戸大橋まつり振興会主催)が12日、同市児島元浜町の児島ボートレース場を主会場に開幕した。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの通常開催となり、大勢の家族連れらでにぎわった。13日まで。

 ジーンズやカジュアル衣料など多彩な商品を扱うテントが並び、来場者は山積みされたワゴンに手を伸ばして品定めしていた。タコの天ぷらをはじめ地元産品を使ったグルメも販売。このほか、学生服やセーラー服を着た地元関係者によるパレードも行われた。

 友人と訪れた同市の女性(67)は「パレードがすてきだった。孫の服もお得に買えた」と喜んでいた。

 13日は午前9時から午後4時まで。JR児島駅から無料バスを運行する。雨天決行。

 児島地区内のジーンズメーカーなど8店舗で目玉商品を販売する「分散型フェス」も27日まで開催する。

 #せんいさいはコロナ禍で20年春以降、中止やオンライン開催などが続いていた。

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