厚木で国際大道芸始まる アーティストの妙技続々、にぎわう市街地

高さ9メートルの棒の上で逆立ちするパフォーマンスを見せるアスタリスクノヴァのTAKUYAさん=厚木市寿町の厚木中央公園

 アクロバットやジャズ、コメディーなどさまざまな大道芸を楽しめる「にぎわい爆発あつぎ国際大道芸2022」(厚木市主催)が12日、小田急線本厚木駅周辺の中心市街地で始まった。30組約50人のアーティストが多彩な芸を披露した。13日まで。

 新型コロナウイルス禍で3年ぶりの開催。厚木中央公園(同市寿町)や同駅前北口広場、一番街通りなど数カ所に分かれて大道芸が演じられた。

 厚木中央公園では午前11時半から、男女2人組アクロバットのAsterisk NOVA(アスタリスクノヴァ)が演技。2019年にタイ・バンコクの大道芸の世界大会で優勝した男性TAKUYAさんは、地上9メートルの金属ポールの上で逆立ちする妙技を見せ、盛大な拍手が湧いた。女性のSAIKAさんも、高さ3.5メートル、幅わずか10センチの平均台上で前転する技を披露した。

 一番街通りでは、ジャズバンドの楽しい演奏やタンゴを踊る足長パフォーマンスなどが登場。同駅前広場ではコミカルなパフォーマンスが演じられ、中心市街地は夕方まで多くの来場者でにぎわっていた。

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