おかやまマラソン 号砲待つばかり 13日の本番へ準備整う

おかやまマラソンの受付でナンバーカードを受け取るランナーら

 晩秋の岡山路を疾走する「おかやまマラソン2022」(実行委員会、岡山陸上競技協会主催)が13日、岡山市内の日本陸連公認コースで繰り広げられる。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなったレースには、1万2千人がエントリー。12日はジップアリーナ岡山(同市北区いずみ町)で受け付けが行われ、コースにはスタート台が設営されるなど本番を迎える準備が整った。

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 アリーナには岡山県内外のランナーが次々と訪れ、検温を済ませた後、体調を管理するスマートフォンのアプリ画面や書面をスタッフに提示。ナンバーカードやタイムの計測チップを受け取った。初出場という会社員男性(43)=三豊市=は「昨年も出場を申し込んだが新型コロナで中止になり、待ち望んだ大会。心行くまで楽しみたい」と話した。

 岡山の特産品やグルメを発信する「おかやまマラソンEXPO(エキスポ)2022」も、アリーナ近くのシティライトスタジアム周辺で2日間の日程で始まった。

 2019年以来となる大会はファンラン(5.6キロ)を取りやめ、フルマラソン(42.195キロ)のみ実施。午前8時45分にアリーナ前をスタートし、市街地や南部の干拓地などを巡り、シティライトスタジアムでフィニッシュする。

 コース一帯では大規模な交通規制を行い、実行委は公共交通機関の利用を呼びかけている。

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