30日に供用を開始するJR宇都宮駅東口直結の交流拠点施設「ライトキューブ宇都宮」のメディア向け内覧会が14日、開かれた。
同施設は地上4階建て。小規模な会議から大規模なビジネスイベントまで対応した会議室やホール最大17室を備える。1階大ホールは最大2千人、3階中ホールには最大702人を収容できる。全館機械換気が可能な空調システムを導入し、新型コロナウイルス感染拡大後の新たな生活様式に対応した催事開催が可能だという。
デザインは新国立競技場を設計した隈研吾(くまけんご)さんを含む設計共同体が手掛け、内外装に宇都宮市特産の大谷石を活用した。特徴的な外観は大谷石の石切り場をイメージしている。
この日は新聞、テレビなど10社のメディア関係者が参加し、大中ホールや会議室などを見て回った。
同施設の担当者は「駅直結で県外からも利便性が高い。周辺施設と複合的に機能させ、宇都宮に新たな交流を生み出したい」と話していた。