医療機関の集約検討　新病院構想　新たに「中電病院」も検討　広島

広島市にある県立広島病院とJR広島病院を統合して新しい病院を設置する構想に、新たに「中電病院」も対象に加えることが分かりました。

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広島県は、新たな病院の設置や広島都市圏の医療機能の集約などを検討するため、県内の病院や医療機関などで構成する推進会議を設置しています。

14日、非公開で行われた会合では、新病院について、▽県立病院とJR広島病院に加えて中電病院も統合して整備する、▽広島市立舟入市民病院の小児医療を集約することなどを盛り込んだ基本構想案が示されました。

また、新病院とは別に、広島市にある吉島病院と広島記念病院を統合する案も提示されました。

県によりますと、これらの構想について、おおむね賛同を得たということです。

湯崎知事が近く記者会見を開いて基本構想を発表する予定で、県は、実現に向けて関係する医療機関などと検討・調整をしていくとしています。