大学生ら100人 県内企業と面接 おかやま就活フェス

大学生らが企業の担当者との面接に臨んだ「おかやま就活フェス」

 学生の岡山県内就職の促進を図る「おかやま就活フェス」が17日、岡山市北区いずみ町のジップアリーナ岡山で開かれ、来春卒業予定の高校、大学生ら約100人が企業の担当者との面接に臨んだ。

 県内に本社や事業所を構える製造や建設、運輸業など約170社がブースを開設。参加者は各社の担当者から仕事のやりがいや勤務地、休暇の取りやすさ、必要な免許について説明を受けていた。

 岡山理科大4年の男子学生(22)は「多くの企業の人と話すことができ、志望したい会社が見つかった」と言い、ホームセンター経営会社の女性(29)は「接客が多い仕事なので人柄を大切にしており、対面で学生と話せる機会はありがたい」と話した。

 県や県教委、岡山労働局などでつくる「おかやま新卒者等人材確保推進本部」が主催。県の調査によると、2021年度は県内大学新卒者のうち県内就職したのは45.0%だった。

© 株式会社山陽新聞社