全国知事会 病床確保の重要性訴え 広島・湯崎知事

全国知事会「新型コロナ緊急対策本部」のWeb会議で、広島県の湯崎知事は、県内の新型コロナ感染が増加傾向にあるとして病床確保の重要性をあらためて訴えました。

広島県 湯崎英彦 知事
「社会経済活動を維持しながら医療で受け止めるという方針。そこで重要なのは、医療で受け止めるなら病床が確保できなければ受け止めようがない」

湯崎知事は、感染患者を受け入れる医療機関への協力金を都道府県知事の裁量で運用できるよう、あらためて求めました。

広島県の新規感染者は増加傾向となっていて、県のシミュレーションでは、来週には1日の新規感染者数が4000人程度となる可能性があるとしています。

全国知事会では、「新たな変異株やインフルエンザとの同時流行への対応」、「感染症対策と社会経済対策との両立に向けた支援」などの緊急提言をとりまとめました。

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