11月3日に告示された愛媛県知事選挙には、自民党県連・公明党県本部・国民民主党が推薦する無所属現職の中村時広(なかむら・ときひろ)氏(62)、共産党新人の林紀子(はやし・のりこ)氏(60)の2名が立候補しました。投開票は11月20日に行われます。
今回は中村県政の是非、新型コロナウイルスや物価高の影響を受ける県内経済の再生、人口減少対策、県立高校再編などが争点と考えられます。
愛顔(えがお)あふれる愛媛県をつくりたい 中村氏
中村氏は愛媛県松山市出身、慶応義塾大学法学部法律学科卒業。三菱商事株式会社燃料部門を経て、愛媛県議会議員、衆議院議員、松山市長を務めました。2010年の愛媛県知事選挙で初当選。今回は4期連続当選を目指しての立候補となります。
中村氏は以下の政策を掲げました。
県民と共同し、ともに歩みたい 林氏
林氏は福岡県北九州市出身、愛媛大学中退。民主青年同盟愛媛県委員長、日本共産党中予地区委員長、日本共産党県委員会書記長を経て、2010年から日本共産党県委員長・中央委員を務めています。
林氏は以下の政策を掲げました。