内村航平さん 諫早市「ふるさと特別大使」に イベントなどで魅力発信へ

諫早市ふるさと特別大使になった内村さん(市提供)

 長崎県諫早市は18日、体操男子個人総合で五輪2連覇を果たした内村航平さん=同市出身=を市ふるさと特別大使に委嘱した。スポーツイベントやメディアを通じた活動など、幅広い分野で諫早の魅力を発信してもらう。
 内村さんは9月の西九州新幹線開業当日、諫早駅での記念式典で一日駅長を務めたほか、中央体育館で市が開いた体操イベントに出演。子どもたちと交流した。
 同市がこうしたPR大使を委嘱するのは初めてで、名称は内村さん側と調整し、決めたという。任期は設けず、活動は無報酬。市は今後、本人への委嘱状交付式を予定している。
 3歳から15歳まで諫早で過ごした内村さんは市を通じ、「諫早は空気も澄み渡り、星がきれいに見え自然豊かな場所。西九州新幹線も開通し、今後は多くの観光客が諫早に来ていただく機会が増えていくと思う。『オール諫早』の一員として魅力を伝えていけるよう励んでまいります」とコメントした。

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