着物で街歩き、蔵の街PR 小江戸とちぎきものの日 栃木

着物姿で散策する参加者たち

 【栃木】着物が似合う街をPRするイベント「小江戸とちぎ きものの日」が20日、市中心部で行われた。市内外の約100人が着物を着て蔵の街大通りなどを歩き、歴史あふれる街並みを堪能した。

 市民有志でつくる実行委員会の主催。全日本きもの振興会が定める「きものの日」(11月15日)に合わせて行っており、今年で4回目となった。

 参加者は自前やレンタルの色とりどりの着物を身にまとい、巴波(うずま)川沿い、嘉右衛門(かうえもん)町伝統的建造物群保存地区など市内を散策。参加特典のフォトサービスや蔵の街遊覧船乗船、地酒試飲を楽しんだ。

 友人と参加した大平町真弓、会社員藤谷紀香(ふじたにのりか)さん(23)は「大好きな着物を選び、着て街を歩いて楽しい」と笑顔。石原哲範(いしはらてつのり)実行委員長(74)は「着物で街歩きし、市の魅力を再発見してほしい」と話した。

着物姿で散策する参加者たち
着物を着て蔵の街を散策する参加者たち

© 株式会社下野新聞社