福田富一(ふくだとみかず)知事(69)は24日、とちぎ健康の森(宇都宮市駒生町)の新型コロナウイルスワクチン県営接種会場で5回目の接種を受けた。感染流行の「第8波」について「まだピークではなく、今後どれだけ感染者が増えるか分からない危機的な状況」との認識を示し、県民に早期のワクチン接種を呼びかけた。
知事は午後3時半ごろ、オミクロン株「BA・1」対応ワクチンの接種を受けた。経過観察後、取材に応じ「行動制限はないので、年末年始に多くの人と会う機会があると思う。インフルエンザとの同時流行も懸念されるので、自らの健康のために接種を考えてほしい」と訴えた。7月17日に4回目接種を受けていた。
オミクロン株対応ワクチンの県内接種率は、21日時点で総人口の17.2%。