福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館5万人突破、想定以上の来館ペース 開館から57日目で達成

来館者5万人突破を記念して行われた式典=11月26日、福井市の福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館

 福井市の福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館の来館者数が11月26日、5万人を突破した。開館57日目の達成。同博物館で記念式典が行われ、県外の家族に記念品が贈られた。

 同博物館は今年10月1日に開館。朝倉氏5代当主朝倉義景の居館の一部を原寸再現した「朝倉館」や城下町を再現した「巨大ジオラマ」などを目玉に、戦国時代の暮らしや文化、朝倉氏の歴史などを紹介している。

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 5万人目となったのは、相模原市から6人で訪れた家族。清水邦夫館長が図録や年間パスポートなどの記念品を手渡した。記念品を受け取った男性は「歴史好きなのでとても思い出に残る。復原町並も見に行きます」と感激していた。来館者数は年間目標の20万人を上回るペースという。

 開館記念特別展「発掘調査の歩み」が来年1月31日まで開かれている。期間中は休館日の月曜も開館する。年末年始は休館。

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