栃木シティJFL昇格逃す 全国地域CL、浦安に1-3

試合に敗れ、肩を落とす栃木シティのGK原田(左から2人目)ら選手たち=埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 日本フットボールリーグ(JFL)昇格の2枠を懸けた「全国地域チャンピオンズリーグ(CL)」の決勝ラウンド(R)最終日は27日、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で2試合を行った。関東リーグ優勝の栃木シティFCはブリオベッカ浦安(全国社会人枠・千葉)に1-3で敗れ、通算1勝1分け1敗の勝ち点4で3位。前身の栃木ウーヴァFCが2017年に降格して以来、5年ぶりのJFL復帰はならなかった。

 栃木シティFCは前半、相手の堅守を崩せずに、32分に相手コーナーキックから先制点を献上。後半3分には守備の隙を突かれ0-2に。FW戸島章(としまあきら)を投入するなどFW陣の層を厚くし、何度も相手ゴール前に迫ったが決め切れず。30分にFW吉田篤志(よしだあつし)のゴールで1点を返したが、32分に3点目を奪われた。

 浦安が1位。沖縄SV(九州・沖縄)がFC刈谷(東海・愛知)を4-0で下して2位となり、JFL昇格を決めた。3位の栃木シティFCは、今後JFLに脱退チームなどがあった場合に繰り上げ昇格となる。

後半ロスタイム、栃木シティのFWチョ(中央)がシュートを放つ=埼玉県の熊谷スポーツ文化公園

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