「1年前に比べ10%値上がり」“ミートショック”で外国産高騰…「こういう時こそおいしい国産を」知恵絞る“肉業界” 11月29日は「いい肉の日」【家計のミカタ】

きょう、11月29日は「いい肉の日」です。今回の数字はこちら…100グラム680円。国産の牛肉の価格です。長引く“ミートショック”により、外国産の牛肉などの高騰が続いていて、国産牛への需要が高まっています。

静岡市葵区の焼肉店です。長引く“ミートショック”で、外国産の牛肉が高騰しています。

<あわヨクバ 平島綾乃さん>

「外国産の牛タンになります」

Qどれくらい値上がりしている

「1年前を比べると、10%くらい値上がりしている」

外国産の牛肉の値上げは、ロシアとウクライナの紛争による飼料の高騰が影響しています。牛肉だけでなく、鶏肉や豚肉など全ての仕入れ値が10%から20%上がりました。

店舗の経営は厳しい状況ですが、「いい肉の日」のきょう11月29日は、希少部位の「サブトン」を1枚を来店人数分サービスします。

<あわヨクバ 平島綾乃さん>

「こういう時だからこそ、少しでもお客さんに喜んでもらって、外で少しでも楽しん時間を過ごせてもらえれば」

10月1日、店で提供している肉を少しでもお得に食べて欲しいと、精肉店をオープンしました。“ミートショック”のいま、オススメの肉があるといいます。

<あわヨクバ 平島綾乃さん>

「国産と外国産のお肉の価格が変わらなくなってきているので、家でもおいしい国産を食べて欲しい」

外国産のハラミ100グラムと国産の黒毛和牛の切り落とし100グラムが同じ金額になっています。長引く“ミートショック”。今年のクリスマスや年末年始は国産の肉で少し贅沢な過ごし方ができそうです。

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