バスケットボールB1は30日、宇都宮市のブレックスアリーナ宇都宮ほかで12試合を行い、東地区の宇都宮ブレックスは同地区の群馬を2度の延長の末91-89で下した。熱戦を制して連勝を5に伸ばし通算成績は8勝6敗。
第1クオーター(Q)は群馬の激しい攻守の切り替えに苦しみ17-31。第2Qはやや持ち直したが点差を詰められず前半を36-51で折り返した。第3Qは比江島慎(ひえじままこと)の果敢な仕掛けやアイザック・フォトゥのゴール下の粘りなどで主導権を奪い57-65まで挽回。第4Qは鵤誠司(いかるがせいじ)の3点シュートなどで攻め続け75-75で今季2度目の延長に突入した。1度目の延長では両者譲らず、2度目の延長で我慢強く守り決着をつけた。この試合で比江島がB1リーグ通算300スチールと1000アシスト、ジョシュ・スコットが2000リバウンドを達成した。
次戦は3日午後3時5分から同会場で中地区の横浜BCと対戦する。