プール機能を残して 新たな施設整備を検討 広島市 ファミリープール

広島市は、中央公園にあるファミリープールについて、プールの機能を残したうえで新たな施設の整備を検討していることがわかりました。

これは、広島市議会の特別委員会で市が明らかにしたものです。

老朽化で移転や廃止を検討していた中央公園のファミリープールの再整備について、プールの機能を残したうえで新たな施設の整備を検討していると説明しました。

広島市の担当者
「プールと一体化した広い屋外空間を設け、子どもが自然に触れながら五感を使った遊びを通じて学びができる場を確保し、さらにさまざまな体験を可能とするための施設を併設することを検討している」

プールの規模については、検討中だということです。

また、隣接する「こども文化科学館」、「こども図書館」と連携した運営をして、総合的な学びの機会を提供したいとしています。

広島市の担当者
「四季を通じて使えないという課題に関しては、四季を通じて使えるために、どういった構造・機能を導入すればいいのかということについて今、検討を進めている」

中央公園の市の公共施設の再整備をめぐっては、当初、広島駅南口に移転する計画だった「こども図書館」が計画から切り離され、現在地で存続することになっています。

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