年末の交通事故を防ごうと、広島市では、「交通安全パトロール」の出発式が行われました。
1日、県庁で行われた出発式には、県や警察などの関係者およそ80人が参加しました。
年末は、交通量だけでなく、お酒を飲む機会も増えることから、交通事故の件数が多くなる傾向があるといいます。
広島県警 森元良幸 本部長
「関係機関・団体と緊密に連携をして、悲惨な交通事故が1件でも減少するよう対策を協力に推進していく」
その後、松本啓司 交通機動隊長の宣言のもと、白バイやパトカーなど13台が、広島市の市街地へパトロールに向かいました。
県警によりますと、ことし、広島県内で発生した交通事故の死者は64人と、去年の同じ時期と比べて4人増加しているということです。
パトロールは、10日まで行われ、悪質で危険な飲酒運転などの取り締まりを重点的に行うということです。