福井県池田町魚見で特産のこんにゃく作りが最盛期を迎えている。味が染みやすく、歯ごたえも自慢で、生産者は「鍋や煮物の主役になるぐらいおいしい」と太鼓判を押す。
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住民でつくる「魚見手作りこんにゃく組合」では、11月から出荷が本格化。近くの加工・体験施設「こんにゃく道場」で早朝から作業している。
11月30日は3人が集まり、地元産のコンニャクイモ約9キロを蒸してつぶし、何度もこねた。型で板状にして約20分ゆで、ぷるんとしたこんにゃくが仕上がった。
内藤政美代表(59)は「魚介と相性が良く、一緒に煮ると特においしくなる」と話す。町内のまちの駅「こってコテいけだ」と、福井市のベル内の「こっぽい屋」で販売している。