12月6日午前、福井県福井市内の北の空に、珍しい二重の虹が大きなアーチを描いた。
くっきり見える方は「主虹(しゅにじ)」、外側の薄い方は「副虹(ふくにじ)」と呼ばれる。副虹は空気中の水滴内で光が2回反射することで起き、色の並びが逆になる。
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福井地方気象台によると、光が段階的に分解されるため副虹の方が薄くなる。出現する条件は詳しく分かっておらず、幸運を招くとも言われる。気象台の担当者は「比較的まれな現象。見られたらラッキー」と話していた。