那須に無人宿泊施設 多彩な客室、楽天グループが開業

プレオープンした「Rakuten STAY VILLA那須」

 楽天グループで予約サイトや宿泊・民泊施設の運用を手がける楽天ステイ(東京都千代田区)は12日、那須町湯本に無人宿泊施設「Rakuten STAY VILLA(ラクテン・ステイ・ヴィラ)那須」をプレオープンした。来年2月1日に本格オープンする。栃木県内の同社運営施設は日光市内に次いで3件目。

 新型コロナウイルス禍に伴う非接触型施設として開設した。那須街道に面した敷地約1万平方メートルに、2階建ての「一戸建て」と「アパートメント」計12棟を構えた。4~10人が宿泊できる客室計30室を備える。

 事前予約し暗証番号で入退出し、チェックイン、チェックアウトは配備された端末で行う。自炊できるほか食事付きプランもある。

 客室タイプはファミリー向け、ドッグランスペースなどのあるペット同伴向け、バーカウンターなどを配備した大人旅向けなど多彩。半露天ジャグジー、サウナ、テレワーク対応の部屋もあり、長期滞在も可能。

 価格は時期やプランにより変動するが、1泊素泊まりは一戸建てが3万円台から、アパートメントが2万円台から。

プレオープンした「Rakuten STAY VILLA那須」
バーカウンタータイプのキッチンを備えた大人旅タイプの部屋
仲間とゆったりくつろげる広いベランダ
半露天のジャグジー
客室の端末でチェックインやチェックアウトができる

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