長崎県は16日、県内で新たに1522人の新型コロナウイルス感染者を確認し、療養していた80代男女計2人が死亡したと発表した。新規感染者は前週の同じ曜日を476人上回った。
新たなクラスター（感染者集団）は3件。壱岐市の高齢者施設で10人（利用者6、職員4）、五島市の高齢者施設で6人（入所者2、職員4）、長崎市の高齢者施設で関係者6人が感染した。
新規感染者の年代別内訳は10代が316人で最多。▽40代232人▽30代215人▽50代177人▽20代176人▽70代以上147人▽10歳未満145人▽60代114人－と続いた。
また、県はクラスターや入院患者が増えているとして佐世保・県北医療圏の病床確保のフェーズを「4」（110床）から「緊急時レベル2」（160床）に2段階引き上げた。
