サミット期間中は広島市内の「交通量半減」 関連団体が呼びかけへ

来年5月に開かれる広島サミットの期間中、大規模な渋滞が予想されることから、広島県警などが主体となって、市内の交通量の半減を呼びかけることを決めました。

県警を中心に、県内の交通関連団体などが集まってサミット期間中の交通量の抑制について話し合う初めての会合が開かれました。

県警交通部 政近利久部長「各国の首脳の安全かつ円滑な移動を確保するために高速道路や中心部の一般道路を中心として大規模な交通規制を実施することが必要となっている」

サミット期間中、山陽道の一部や広島市内中心部の道路では、各国の要人が移動する際の交通規制に伴い、付近の迂回路で大きな渋滞が想定されます。

影響を最小限に抑えるため、会議では来年5月18日から22日までのあいだ、県内の高速道路と広島市中心部の一部の道路で交通量を半減することを目標に決めました。

マイカー利用の自粛や行事の日程変更、運送車両やバスなど業務用車両の運行調整を重点的に呼びかけていくということです。

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