白銀のゲレンデで初滑り満喫 新見 いぶきの里が今季営業開始

初滑りを楽しむスノーボーダーら

 岡山県内スキー場のトップを切り、いぶきの里スキー場(新見市千屋花見)が18日、今季の営業を始めた。シーズンを待ちわびた愛好家らが訪れ、白銀に包まれたゲレンデで初滑りを満喫していた。

 今月上旬から稼働させている人工造雪機に加え、17日夜からの降雪により一帯は白く染まった。5コース全てが利用でき、市内外からのスキーヤーやスノーボーダーが次々とリフトに乗り込み、気持ち良さそうに斜面を滑っていた。

 営業は来年3月21日までの予定。友人と2人で訪れた岡山市北区の会社員男性(25)は「やわらかくて滑りやすい雪。待ちに待ったシーズンなのでたくさん滑りたい」と笑顔を見せた。

 県内ではほかに、恩原高原スキー場(鏡野町上斎原)が24日のオープンを計画する。津黒高原スキー場(真庭市蒜山下和)、ひるぜんベアバレースキー場(同市蒜山本茅部)は今後の積雪状況を見て営業を始める。

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