クリスマスケーキの主役に…福井県産イチゴ 観光農園で「紅ほっぺ」など出荷始まる

クリスマスを控えイチゴを収穫する生産者=福井県高浜町和田の「海辺のいちご畑ジョリーファーム」
クリスマスを控え出荷が始まったイチゴ=福井県高浜町和田の「海辺のいちご畑ジョリーファーム」

 クリスマスを控え、福井県高浜町和田の観光農園「海辺のいちご畑ジョリーファーム」でケーキ用のイチゴの出荷が始まっている。ハウス内では、ほんのり甘い香りが漂っている。

 ほどよい酸味があり、切った断面が赤いのが特徴の「紅ほっぺ」など4種をハウス4棟で栽培している。

 12月に入り、週4日のペースで収穫し、同県嶺南地域の洋菓子店やスーパーに出荷。生産者は大きく育った実を重さごとにより分け、パックや箱に詰める作業に追われている。

 代表社員の酒井輝さん(36)は「今年は順調においしく育った。イチゴを食べながら、クリスマスを楽しんで」と話している。

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