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第28回全国ジュニアラグビー大会は24~26日、東京・江東区夢の島競技場などで行われる。中学のラグビースクールや部活動の所属選手から選抜した都道府県代表の男子16、女子4チームが出場。それぞれトーナメントで競う。県内7スクールから選抜された男子の長崎県代表は11月の九州ブロック大会で準優勝。12大会連続で実力上位の第1ブロック(九州2枠)出場権を手にした。
昨年同様、コロナ対策のため、男子の第1、2ブロックに出場するそれぞれ8チームを、4チームずつに分けて実施する。長崎は初戦で神奈川県スクール代表と対戦。勝てば茨城県中学代表-兵庫県スクール代表の勝者との決勝に進む。
小坂監督が掲げた今季のテーマは「外側でトライを取る」。これを実現させるため、例年以上にフィットネス強化に重点を置いてきた。8月末から週2回、走り込んで、息が上がった状態にして本格的な練習をスタート。走り負け、当たり負けしない体をつくってきた。
FWをけん引するのはロック橋、山口。九州大会で活躍した田中、末岡は故障欠場となりそうだが、一人一人が自らの役割を果たせるようになってきた。バックスは主将のFB梁瀬、CTB向井が攻撃の要。山本、長瀬らHB団が、どれだけテンポを上げられるかがカギになってきそうだ。
九州大会後、小坂監督は「スタメンだけではなく、全員を試合に使う」と選手たちに約束した。梁瀬は「体が小さい分、ランで勝負する。チームワークを生かして、全国優勝を果たしたい」と意気込んでいる。