2022年栃木県内10大ニュース 1位はとちぎ国体開幕 ブレックス、コストコも上位に

2022年栃木県内10大ニュースの応募結果

 下野新聞社の「2022年栃木県内十大ニュース」が19日、決まった。1位は、栃木県で42年ぶりの国体となった「いちご一会とちぎ国体」の開幕で、4位には併せて開催された全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」(障スポ)が入った。昨年まで順位入りしていた新型コロナウイルス対策に直結するニュースが圏外となり、社会経済活動とコロナ対策の両立が、日常的になったことを印象づける一年となった。

 応募総数は、はがき229通と公式ホームページ「SOON」を通じた403件の計632件。応募者がつけた順位を、1位10ポイント~10位1ポイントとして集計した。

 県内で22年最大のイベントとなった国体には全国から選手やボランティア、観覧者ら総勢約36万人が参加した。障スポは栃木県で初の開催。選手が勝敗を競う姿を通じて障害の有無を問わず活躍できる「共生社会」を考える契機にもなった。

 2位は、バスケットボールBリーグ宇都宮ブレックスの5季ぶり2度目の日本一。優勝記念パレードには、主催者発表で約3万5千人が詰めかけた。県内初出店となる会員制倉庫型量販店「コストコ」のオープンが3位。初日は、壬生町内の周辺道路が大混雑するなど反響の大きさを示した。

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