広島カープ 栗林良吏 3年目としては球団最高額 契約更改の大トリ

広島カープの契約更改です。大トリを飾ったのが、ことしも絶対的守護神として31セーブをマークした栗林良吏 投手。球団史上最速の3年目での1億円突破となったのでしょうか。

1年目1600万、2年目5300万…。

広島カープ 栗林良吏 投手
「自分で言うと気持ち悪いが、『絶対的守護神としていてくれてありがとう』と(球団から)言ってもらえた」

来シーズンは、4200万円アップの推定年俸9500万円での更改となった栗林 投手。2年目のことしは、48試合に登板し、31セーブをマーク。防御率は1.49でした。

広島カープ 栗林良吏 投手
「納得のいくシーズンではなかった。セーブシチュエーションでも失敗しているし、自分が足を引っ張ったせいで結果的に上位に行けなかった。1年間を通してチームに迷惑かけないようにやらなきゃいけない」

シーズン序盤は、サヨナラ負けを喫するなど不安定さもありましたが、足を上げないフォームに変更しながら状態を上げ、1年間、守護神として君臨。2年目のジンクスを感じさせず、打たれたホームランはゼロ。課題に挙げていたフォアボールも去年のおよそ半分に減りました。

広島カープ 栗林良吏 投手
「明らかなボールが減ったので1イニングの球数も減って、2年目の方が疲労度がすごく少なかった。結果的に1年間通しての成績は30セーブ・防御率1点台に終われた。開幕当初のつまずきから1年間しっかり戦えてよかった」

「新井さんに『9回のピッチャーとして』と言ってもらえたので、3年目の1年間、9回のピッチャーとして戦えたらいい。リーグ優勝に貢献して、新井新監督と新しいユニホームをもっと知ってもらうようにがんばりたい」

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