女子プロゴルフのステップアップツアー「山陽新聞レディースカップ」が来年9月15～17日、玉野市の東児が丘マリンヒルズGCを舞台に開かれることが20日、決まった。日本女子プロゴルフ協会が発表した。2010年にスタートし、14年連続の開催となる。
今年11月のプロテストを合格した新人をはじめ、伸び盛りの若手プロや地元アマチュアら120選手が出場し、賞金総額3千万円、優勝賞金540万円。今年より4試合増の21戦を予定するステップアップツアーの13戦目に当たる。
大会は「瀬戸内から世界へ」をキャッチフレーズに、19年に全英女子オープンを制した渋野日向子（岡山市出身）ら多くのトッププロを輩出してきた。地元財界人らでつくるゴルフトーナメント地域活性委員会の支援を受けて開催され、新型コロナウイルス禍で3年ぶりの有観客となった今年は3日間で計6577人のギャラリーが訪れた。
ステップアップツアーはレギュラーツアーの出場権を持たない若手プロらの育成を狙いに1991年に始まった。
