来年4月の長崎市長選 赤木県議が出馬へ

赤木幸仁氏

 赤木幸仁県議(38)=長崎市区=が任期満了に伴う来年4月の長崎市長選に立候補する意向を固めたことが20日、関係者への取材で分かった。既に後援会に伝えており、今後、正式に表明するとみられる。
 赤木氏は同市出身、東京学芸大教育学部卒。2015年県議選で落選し、19年県議選で初当選した。立憲民主党県連の幹事長を務めたが、「首長を目指す」などとして10月に離党届を出し、除籍処分となった。
 赤木氏は長崎新聞の取材に「長崎に新しい可能性をつくるため、常に覚悟と情熱を持っている。正式にはあらためて説明する場を設けたい」と話した。
 次期市長選を巡っては、4期目の現職、田上富久氏(66)が不出馬を表明。同市の会社経営で市PTA連合会顧問の原拓也氏(54)と、同市出身で前九州運輸局長の鈴木史朗氏(55)が立候補を予定している。


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