高梁市議会、定数2減で16に 改正案可決、次期改選から適用

 高梁市議会は21日、議員定数を現行の18(欠員1)から2減の16とする条例改正案を賛成多数で可決した。任期満了(2024年10月23日)に伴って見込まれる次期改選から適用する。

 12月定例市議会本会議で「選挙で有権者が選ぶことのできる枠組みをつくる」と削減を求める議員発議があり、議長と欠席者を除く15人で採決、9人が賛成した。6人は「もう少し協議をするべきだ」などと反対した。

 現行の定数は16年の改選時から適用し、20年の前回は新市発足(04年10月)後初めて無投票となった。その後、議員8人による特別委員会を設置して在り方を協議してきたが、意見がまとまらなかった。

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