アストラムラインの延伸計画で、広島市は来年度、軌道法に基づいた事業の特許を国に申請する方針です。
広島市 松井一実 市長
「西風新都と都心を結ぶ新たなネットワーク創出になる。ヒト・モノ・カネ・情報の好循環を生み出す効果を見込むことができる」
アストラムラインの延伸を計画しているのは、広域公園前駅から石内東地区を経由して西広島駅に至るおよそ7キロのルートです。
広島市は、このうち広域公園前駅から石内東地区までを先行して部分開業させる計画です。
軌道法に基づく事業の特許申請は、延伸事業の前提となるもので、国が認可すれば設計などに本格的に着手できます。
広島市によりますと、特許の認可には1年程度かかる見通しで、広域公園前駅から石内東地区までの部分開業は2027年までを、西広島駅までの全面開業は2030年前後を目指しているということです。
