22日は、二十四節季の1つ、冬至です。広島県内でも寒い冬を健康に過ごそうというイベントがありました。
広島市南区にある「宇品天然温泉 ほの湯」では、冬至にあわせて島根県 美郷町産のゆず、およそ100キロを露天風呂に浮かべていきました。
さっそく入浴客が訪れ、ゆずの香りを楽しみながらお湯に浸かっていました。
入浴客
「これから寒波が来るので、ちゃんと健康で。いい風呂ですよ」
宇品天然温泉 ほの湯 井上稔 副店長
「かぜをひかないようにという思いを込めて続けている」
ゆず湯には美肌効果や血行促進・かぜ予防などの効能があるといわれています。
一方、三次市にある農産物の直売所では、訪れた人たちに1年の感謝を伝えようと、「かぼちゃスープ」が振る舞われました。
冬至に欠かせないカボチャも地元の生産者がつくったもので、21日から仕込んだそうです。
産直市を訪れた人たち
「元気が出る。長生きができる」
「おいしいです。わたしらがつくるのとは全然、違う」
きさ・元気市 佐々木襄さん
「最近は遠方の通りがかりの人も寄って、『おいしいスープだね』と。その意味でもよかったと思っています」
産直市では、年明け7日には「七草がゆ」が振る舞われるということです。